読書の軌跡
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読んだ本について、簡単に解説や感想


No.1 2009/9/1
グレイト・ウェイヴ―日本とアメリカの求めたもの
コメント クリストファー・ベンフィー著
アメリカの黒船によって、軍事、経済開国された日本であったが、この本では日本の文化的な開国によって、アメリカがどのような影響を受けたのかを主題に書かれている。
時折、よく聞く有名な人物で来日し、日本の発展に尽力したといわれる人物が登場するのは当然であるが、世界的に有名な人物であるが、特に日本と関係があると思われない人物もまた、日本の影響を受けていると指摘している部分もある。

アメリカ人が書いた本だけあって、日本の開国期に来日し西洋の手法を導入した人たちの日本に来る前の状況など、日本滞在中より、どうして日本に行こうと思ったのかなどに焦点があり、日本人が思っていたのと、違う側面が垣間見られる作品である、。